小野高校は、今年で創立114年目を迎え、校是である「明、浄、直」のもと、様々な教育活動を行っています。
商業科は昭和25年の創設以来約60年の長い歴史とともに「全商検定全種目の1級達成」や、簿記、珠算、ワープロ競技の全国大会出場など数多くの実績を上げてきました。
また、国際経済科は平成7年の創設以来、将来国際的なビジネスの場面で活躍するために「コミュニケーション能力の育成」を中心に情報化、国際化に対応した新しい教育を実践しています。
両学科の共通の指導方針は、「将来、こんな若者と一緒に働きたい。」と言われる人づくりです。両学科とも普通科目と同時に専門科目を学習します。商業科・国際経済科それぞれで学ぶ科目や単位数に違いがありますが、両学科ともに3年間で20単位以上の専門科目を学びます。
1年生では普通科目だけでなく専門学習の基礎を徹底して学びます。
2年生では検定試験へのチャレンジや校外学習など、1年生で培った力をさらに深化させます。
両学科では2年生全員が、実際の企業での就業体験「インターンシップ」に取り組むことになっています。机上の学習だけではなく、地域社会に飛び出し多くの人とのかかわりの中から自分の生き方や将来の夢の実現に向けて「今すべきこと」を実社会の中で見つけることができます。
3年生では2年間の経験を踏まえ、主体的・能動的に学習に取り組めるような科目を系統的に配置されています。また、即戦力として必要な、社会や経済の問題を多角的に考察する能力や課題解決能力、プレゼンテーション能力の育成などを図っています。さらに社会人特別講義を積極的に開催し、実社会で活躍する方の話を聴くことで、「専門科目を学ぶ意義の理解」や「専門知識の深化」、「職業観の育成」に役立てています。
通学学区は兵庫県全域となっており、推薦入試・一般入試とも兵庫県のすべての地域から受験することができます。