兵庫県立小野高等学校68回生 |
ゆんぬエイサー修学旅行 |
総まとめ |
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旅程
2015年2月3日~7日(4泊5日) |
兵庫県→→沖縄→→与論→→沖縄→→兵庫県 |
太鼓作り → 平和学習 → 体験学習・エイサー発表会 →異文化理解 |
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与論島(ヨロン,ユンヌ,パナウル王国 ) |
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Google map より |
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与論島(ヨロン、ユンヌ、パナウル王国)
奄美群島の内で最も沖縄県に近い位置にある。。
島の周囲は環礁で囲まれており、美しいサンゴ礁の島である。環礁の内側は水深2 - 3mの浅い海が広がる。隆起作用と造礁作用による石灰岩でできた島である。
一島一町で、鹿児島県大島郡与論町。人口は約6,000人で、主な産業は農業と観光業である。
1984年(昭和59年)7月15日にはミニ独立国、「パナウル王国」を設立した。「パナ」は花、「ウル」はサンゴ礁を意味する。
Video/Youtube
Link
Gallery
太鼓制作の手順 |
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Video
十五夜踊り |
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スマホ版(mpeg4)はこちらから |
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2015-4-29 |
蜻蛉祭(文化祭)でのエイサー披露 |
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スマホ版(mpeg4)はこちらから |
Impressions(印象,感銘,感動)
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蜻蛉祭(文化祭)でのパネル展示 |
拡大可 |
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与論の十五夜踊り
古くは、「大和踊」とも「里主子美踊」ともいい、毎年旧暦3月、8月、10月の各15日に城の琴平神社と地主神社に奉納される。
一説によれば、花城世之主が3人の息子たちに、それぞれ、琉球、大島、大和島内の踊りを調べさせ、これらの踊りを組み合わせて永禄4年(1561年)に創始したものという。
この踊りは、島民慰安のためと同時に、嶋中安穏、五穀豊穣の祈願(雨乞い)、または、感謝の意味を持つ奉納踊である。
踊りは一番組、二番組の二つの踊組合によって、狂言と風流踊が交互に演ぜられ、前者の勇壮と後者の優雅が対照的である。平成5年12月13日、国の重要無形民俗文化財の指定を受ける。
私が『ミ』つけたもの 2年A組
今、修学旅行を終えて、率直に本当に全てが最高だったと感じています。
修学旅行が終わってしまったことをこんなにも淋しく思ったのは初めてで、そのくらい私にとってこの5日間は特別なものになりました。
なぜここまで素晴らしいと思えたのか。
それはこの修学旅行で得たものの多さと大きさにあると思います。
そのことを修学旅行のテーマであった「ミつけよう」に沿って3つ書きたいと思います。
まずは「見」。
自分の目でたくさんのものを見ることができました。
特に初日の平和学習で、私の知らない沖縄を目の当たりにしました。
陽気で明るい県民性とは対照的な過去をもち、その過去と向き合い、闘ってきたという影の部分を知り、私はさらに沖縄が好きになりました。
次は「身」です。
私はエイサーを通して、人前に立ち指揮を執ることを経験し、統率力を身につけることができたと思っています。
今までは少し恥ずかしさがあり、人前に立つことは避けがちでしたが、クラスの仲間の熱心さや真剣さに後押しされて、頑張り通すことができました。
最後は「実」。
クラスとしてはエイサー優勝という形で自分たちの頑張りが実を結び、絆がさらに深くなりました。
私自身としては、今回の旅で得たものが私の新たな力となり、意志となり、68回生という大木に、小さなものかもしれませんが実をつけられたのではないかと思っています。
この実をもっともっと大きく成長させていくために、この修学旅行で『ミ』つけたものを胸に前進していきたいです。
支えてくださった全ての方々に感謝します。有難うございました。
修学旅行を終えて 2年B組
私がこの修学旅行で「ミ」つけたことは、人の温かさや個性といったぬくもりを感じたことです。
与論の人たちは人との繋がりを大切にしているんだなと思いました
。言葉で発する文字通り、ありがとうなどを心から言っているように聞こえました。
沖縄のタクシーの運転手さんは「みんな素直に見えるよ。いつも無礼な高校生を乗せるときは何も話したくないけど、今は自然と話したくなる」と言ってくださいました。
自分が心を開くと相手も心を開いてくれる。
そのつながりが与論や沖縄の人たちは成り立っていると思いました。
それに比べると、私たちの住んでいる環境では地域間のふれあいが少なく、いろいろな面で閉ざされているように思います。
周囲の人々を尊重し、自分がまっすぐに心を開くことによって、今あるつながりを大切にしたり、新しいつながりを作っていきたいと思いました。
生き方をミつけた修学旅行 2年E組
大きな衝撃を受けたのは、チビチリガマでした・
小学校から平和学習はありましたが、こんなにも心が痛み、現実をつきつけられたのは初めてでした。
何の罪もない人々が集団自決したり、生き延びたり、そんなに命って簡単に捨てられるものではないのに、次々と死者が増え続けた沖縄戦。
今、自分が生きていること、両親がいること、勉強ができることなど、すべて幸せをかみしめることができました。
話を聞いて考え方が変わるだけでなく、生き方も変わったと思います。
ガイドさんの想いをしっかり受けとめたいです。
修学旅行委員の仕事では、班を決めたり、太鼓の準備、レクリエーションの企画などをしました。
クラスや学年の為にいろいろな企画をするのはやりがいがあり、楽しみながら仕事をこなすことができたので良かったです。
事前に考えていたレクリエーションを急遽、違う企画に変えることになり、フェリーの中でみんなで知恵をしぼって考えたのも思い出の一つです。
316人を一人でまとめるのは難しいことですが、18人の頼もしいメンバーとビーチでの対決を成功させることができたのは、自信につながりました。
68thのみんなと過ごした1コマ1コマが私の最大の思い出です。
幸せでした。 2年F組
1×5=30。私にとって修学旅行中の1日1日を振り返った計5日間はまるで1ヶ月か!というぐらい濃い思い出となった。
「1ヵ月分食べた」だけではない。
普段の5日では考えられないくらい笑い遊び、様々なことを学び、体験できた。今回この修学旅行、今までで一番の思い出になった。
詳しく振り返ってみよう。
まず1日目夜の海でのこと。
こんなにも自由なのか!とツッコミたくなる程自由で楽しかった。
2日目、移動ばかりだったなーと思いながらもフェリー満喫し、さとうきび刈りも大いに楽しんだ?もう一度やりたい。
3日目、お宅訪問では与論の人の温かさに直接触れることができた。
たくさん食べ物を頂いて、様々な面白い話を聞かせてもらった。
こんな体験なんてしたことがなかったから貴重な経験となった。
このまま関係が続いたらいいなと思う。サイクリングでは、与論の自然を近くで感じることができた。
Fくみで乗ったグラスボートは最高に楽しかった。海は本当美しかった。
4日目、エイサー体験は本当に頑張ることができた。
優勝目指してクラスが一丸となれて幸せでした。
5日目、沖縄研修では更に友達との仲を深めることが出来た。
着付けの時も思ったが行事で友達との仲が深まるなと感じた。
5日間を通して素晴らしいものを財産にできました。
幸せでした。
与論・沖縄の文化に触れて 2年I組
与論・沖縄の文化に触れて、住む地域が違うと考え方がこんなにも異なるのだなと感じました。
与論島でのお宅訪問で、地域で不便なことはありますかと質問したところ、すごく前向きな答えが返ってきました。
島は狭いけれど、その分仕事に行く時間が最長で10分で行けるとか、休日海に行けるとか・・・。すごく島の生活を楽しんでいたし、誇りを持っていた。
僕たちはすぐ、電車が少ないとか、店がないとわがままをいうけど、もっと自分たちの住んでいる所に誇りを持って前向きにいこうと思った。
また、沖縄の平和学習では、普段学校の授業では学べないようなことが感じられた。
「大切なのは学ぶことよりも、感じること」と、ガマのガイドさんが繰り返しおっしゃられていた。
お話を聞き、戦争は怖いものだと肌で感じることができた。
今回の修学旅行を通して感じたことを胸にしっかりととめておき、過去を知ることで、今に感謝して生きていたいと思う。
私が『ミ』つけたもの
今、修学旅行を終えて、率直に本当に全てが最高だったと感じています。
修学旅行が終わってしまったことをこんなにも淋しく思ったのは初めてで、そのくらい私にとってこの5日間は特別なものになりました。
なぜここまで素晴らしいと思えたのか。
それはこの修学旅行で得たものの多さと大きさにあると思います。
そのことを修学旅行のテーマであった「ミつけよう」に沿って3つ書きたいと思います。
まずは「見」。自分の目でたくさんのものを見ることができました。特に初日の平和学習で、私の知らない沖縄を目の当たりにしました。陽気で明るい県民性とは対照的な過去をもち、その過去と向き合い、闘ってきたという影の部分を知り、私はさらに沖縄が好きになりました。
次は「身」です。私はエイサーを通して、人前に立ち指揮を執ることを経験し、統率力を身につけることができたと思っています。今までは少し恥ずかしさがあり、人前に立つことは避けがちでしたが、クラスの仲間の熱心さや真剣さに後押しされて、頑張り通すことができました。
最後は「実」。クラスとしてはエイサー優勝という形で自分たちの頑張りが実を結び、絆がさらに深くなりました。私自身としては、今回の旅で得たものが私の新たな力となり、意志となり、68回生という大木に、小さなものかもしれませんが実をつけられたのではないかと思っています。この実をもっともっと大きく成長させていくために、この修学旅行で『ミ』つけたものを胸に前進していきたいです。支えてくださった全ての方々に感謝します。有難うございました。
先生方の感想です。
太鼓づくり:ロール状の革に生徒も私もびっくり。私も作りたかった。ご家庭の保護者の皆さんも大変だったでしょう。冬休みの宿題で、すっきりしていた。新聞へのほほえましい投稿がありました。
キビ刈り:生徒が喜んで仕事をしているのに、胸を打たれた。
お宅訪問:班編成がわかる時期・お宅のわかる時期が遅かったため、挨拶状を送るのが遅れ迷惑をかけた。準備にもう少し余裕があれば、挨拶状などもっと内容の濃いものができたと思う。
エイサー練習:学校で練習せずに、3時間40分に限ったことが良かった。本当に指導者の方に感謝です。
エイサー発表:あっという間の発表だった。上から見ていて壮観だった。みんな一生懸命発表し、どのクラスもいい発表だった。島あげて、小野高校を迎えてくださっているのがよく分かった。約60名もの島民の方々に見守られての発表会に感動しました。
船の出発時間をしっかりと伝えてほしい。最後の1クラスがテープを投げられなかった。復路のテープ投げは是非ともさせてやりたかった。
ホームページはあまりにも早い対応で、ご家庭などで見る人は、喜んでいるはず。
とにかく寒かったし、夜は海沿いでさらに気温が下がる。事前の荷物発送までに防寒対策と、予備の靴の連絡を。マリンスポーツをしなくて良かった。これをやっていたら、体調不良者が続出していたかも。
到着時の出迎え、離島時のお見送り、公民館でエイサーを練習していた時の町内放送に感激した。お宅を数件回ったが、お菓子やお惣菜などあたたかいもてなしを受けた。
与論島の皆さん、本当に温かくもてなしていただきました。島全体で歓迎していただけていることにとても感動しました。 (小野高校職員一同)
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