サイエンスフェア in 兵庫に参加してきました。サイエンスフェアとは、兵庫県下で「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受けている高等学校が合同で毎年一回行なっている研究発表会であり、SSH指定校だけでなくその他の高校も学校で普段行なっている探究活動の発表をすることができます。せっかくの機会と考え科学総合コースが行なっている「探究」の中で募集をかけたところ、1チームが手を挙げ、1月20日(日)に神戸国際展示場にてポスター発表を行って来ました。
教科書の図は完全ではない!?数学の授業中に先生に言われたことがきっかけでした。教科書には、あたかも2つのグラフが1点だけで交わっているように描かれているが、実際には3点で交わるような場合が存在する。このことを確認するために、方程式を解析に解き、プログラムを組み数値的に解きました。それだけには留まらず、この問は「関数」の考え方について知見を広げてくれるものだったのです…という内容でした。短い準備時間だったにもかかわらず、生徒はひとりひとりの役割を立派に果たしてくれたと思います。タイトルのインパクトも手伝って、多くの高校生・先生方に見てもらうことができ、有益な意見・アドバイスをいただくことができました。以下に、参加した生徒の感想を並べます。
・延べ60人近くの方々に発表をきいていただき、回を重ねるごとにしゃべることも慣れ、いい機会となりました。教員の方からもアドバイスをいただき、大変励みになりました。
・今回、サイエンスフェアに参加し、他校の生徒との交流の中で、県内の高校、特にSSHに認定されている高校のレベルの高さがよくわかり、とても楽しかったです。
・私にとって、今回のサイエンスフェアはとてもいい経験になりました。人の前で発表することによってより理解が深まったし、いろいろな意見がもらえたのでそれを参考にしてこれからの探求に生かしていきたいです。
・サイエンスフェアは,私と同年代の人たちがどのようなことをしているのか知るよい機会になりました。まだまだ上手に発表できたとは言えないと思いますが、私が興味を持っていることについての発表も聞くことができたのでとても勉強になりました。
・サイエンスフェアでは自分たちの発想にはないような工夫された素晴らしい研究に触れることができ、いろんな分野での視野を広げることができました。今後の参考になるようなヒントをたくさん得ることができ、他校の生徒や先生方と意見交換ができたとても良い経験になりました。
今回の発表については、「咲いテク」事務局をはじめ、さまざまな方からご指導・ご援助をいただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。なお、今回の発表を含め66回生科学総合コースの「探究」の成果を発表する探究発表会が3/21(木)に小野市うるおい交流館エクラにて13:00より行われます。無料で見学できますので、ふるってご参加下さい。
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