すべての人は、かけがえのないひとりの人間として互いに尊重されなければなりません。
小野市では、市民憲章や差別を許さない明るい都市宣言の下、
あらゆる人権課題の解決に向け、積極的な施策を展開しています。
しかし、今日、心の荒廃やいじめ等の問題が家庭、学校、企業、地域社会などあらゆる
生活環境において、憂慮される事態となっています。
いじめ等は、基本的人権を脅かす行為であり、
根本的な問題解決のためには、すべての関係者の協力が不可欠です。
いじめこそあらゆる人権侵害の根源であると捉え、学校におけるいじめだけではなく、
虐待、DV、セクハラ等のあらゆるいじめを絶対に許さないという断固たる姿勢で、
すべての市民の総意の下、その防止の取り組んでいきましょう。
ここに、いじめ等のない明るく住みよい社会づくりをめざし、
地域の活力や学校の教育力を基盤に、総力を結集していじめ等を防止するため、
この条例を制定します。
(小野市いじめ等防止条例前文より)